プロジェクトがきっかけで新天地・仙台へ。
入社2年目の挑戦。
私は現在、仙台支社に籍を置き、ある企業の基幹となる物流システムをリニューアルするという一大プロジェクトに携わっています。
プロジェクトが本格始動したのは2018年、私が入社してから2年目のことになります。当初はメンバーの一員としてアサインされた形でしたが、仕事を進めていくうちに、スケジュール立てや各部門への作業の割り振りなど、全体の流れを管理する役割を任されるようになりました。
上長から「仙台へ異動してみないか？」の打診があった時に、私は東京出身で住まいもずっと都内でしたが、異動にはあまり抵抗なく、むしろ地元以外の場所で暮らすのも良い経験になると思い「ハイ！行きます！」と前のめりな感じでお受けしました(笑)。仙台は社風も本社と同様に風通しが良く、皆さんフランクで話しやすい。転勤後もすぐに馴染むことができました。オフィスは仙台駅も近く毎日賑やかな感じですね。駅近なのでお店もたくさんありますし、お昼ご飯も色々選べて楽しいです。
早いもので、暮らし始めてもう3年経ちます。仙台は住みやすくていいところですよ。メディアで多く取り上げられるのは仙台駅前などに代表される都会的な街並みですが、そうした市街地を少し離れると自然が豊かで癒されます。休日には家族揃って遊びに行ける場所も多く、仙台での暮らしを満喫しています。
「企業に所属し社員として働く」。
そのことで芽生えた、学生時代とは異なる「自覚」。
大学では情報通信学部に在籍していました。専門は組み込み系のソフト開発です。自分の専門分野を念頭に置きながらチャレンジしたい業種を絞り込んだ時に、フライトの求人情報に触れたことが応募のきっかけです。
弊社は様々な製品開発やサービスの構築のほか、ソリューション系にも携わる企業ですが、そうした事業内容であれば大学で自分が学んできたことが生かせると思いました。説明会に参加した際の雰囲気の良さも印象に残っています。皆さん親切かつ真摯に対応してくださいました。
大学時代はアルバイトにも精を出す日々でしたね。飲食店で働いた際はコミュニケーション能力だけでなく、フィジカル面もかなり鍛えられました。ですが学生アルバイトという働き方と、会社に所属する社員としての働き方というのは、同じ「働く」でも意味合いが異なると感じています。社会勉強や人生経験という側面もある学生時代のアルバイトと決定的に違う部分もある。「責任」や「使命感」といった言葉に置き換えることもできる「自覚」の変化が、自分自身の中で生まれたかなと思います。
長年のプロジェクトもついに大詰め。
メンバーと力を合わせ、積み重ねてきた日々を振り返る。
仙台への異動が2018年、自分の担当業務がプロジェクトの全体管理へと移行していったのが2019年後半頃からです。私は少々人見知りするタイプなので、対外的なやり取りに当初は戸惑いも覚えましたが、まずお客様の要件や意向を把握すること、その上で自分の意見や仕様の説明を着実に行えるようにすること、これらを地道に積み重ねるようにしました。その結果、お客様にきちんとご納得いただけることが増えた時には、自身の成長を実感できて嬉しかったですね。
また内部的なことで言えば、全体スケジュールを自分で組んで、管理し、予定通りに完了させられたときも達成感がありました。大きな成果へ繋げるための積み重ねのひとつひとつに、大きな喜びを感じています。
2021年の初め頃までは仙台支社で皆と働いていましたが、手掛けていたプロジェクトがついに大詰めを迎え、最終テストを行っている段階の為、現在は山形県にあるお客様の会社へ赴いての実施が基本業務となっています。こちらが問題なく進めば、間もなくリリース、プロジェクト完遂となるので、本当にあと一歩というところです。
僕が参加する前の準備期間、予備段階を含めるとおよそ5年は動いていたので、このプロジェクトを完遂させたときの達成感はすごいと思います。
管理業務とはいえ、堅苦しく考える必要はない。
上司というよりも仲間、皆のまとめ役でありたい。
今後は、プロジェクトを統括するような立場、管理業務にも本格的に挑戦していきたいです。スケジュールをきっちり組んで、メンバーへ業務を割り振り、全体の流れを作り上げて、ゴールまでスムーズに進めていくことを目指す。そうした仕事は自分に向いているなと感じますし、楽しいし、やりがいもあります。目標としては30歳ぐらいまでに経験も知識も積み上げて、安心して仕事を任せてもらえる存在になりたいです。
フライトは職場での上下関係を意識することが少ない会社なので、「管理業務」や「管理職」という言葉にも堅苦しさを覚えることはありません。この先も皆で力を合わせて、一丸となって歩んでいきたい。この会社でより一層、力強く頑張っていこう。そう思いますね。
